慢性閉塞性肺疾患（COPD）は多くの場合、診断されていない。研究は、COPD多遺伝子リスクスコア（PRS）が従来の方法を超えて未診断のCOPDを識別できるかを調査した。
　フラミンガム心臓研究（FHS）とCOPD-enriched Genetic Epidemiology of COPD（COPDGene）のデータを用いて解析を行い、スパイロメトリーでCOPDを予測するモデルの性能を評価した。PRSを従来のスコアに加えると、診断精度が向上し、FHSでは13.8％の症例が正しく再分類された。しかし、COPDGeneでは再分類されなかった。さらなる研究が必要である。

JAMA. 2025 Mar 4;333(9):784-792.　DOI: 10.1001/jama.2024.24212
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