最新論文
JAMA
Antibiotic Therapy for Uncomplicated Acute Appendicitis:Ten-Year Follow-Up of the APPAC Randomized Clinical Trial
合併症のない急性虫垂炎に対する抗生物質療法:APPACランダム化臨床試験の10年追跡調査
2009年からフィンランドの6病院で行われたAPPAC試験では、合併症のない急性虫垂炎患者530人を対象に、虫垂切除術と抗生物質投与(エルタペネム、レボフロキサシン、メトロニダゾール)を比較し、10年間追跡した。抗生物質群の10年後の再発率は37.8%、虫垂切除率は44.3%だった。抗生物質群の累積合併症発生率は8.5%と、切除術群の27.4%より低かった。QOLの有意差はなかった。これらの結果は抗生物質が合併症のない急性虫垂炎の治療選択肢として有望であることを示唆している。
JAMA. 2026 Jan 21. DOI: 10.1001/jama.2025.25921
Editorial
虫垂炎の賭け ― 切除するか残すか
急性単純性虫垂炎の管理において、患者の転帰が最優先事項であることは明らかである。急性虫垂炎は世界的に最も一般的な外科的緊急事態のひとつであり、生涯発症率は推定7~8%、発症のピークは20~40歳である。2015年のAppendicitis Acuta(APPAC)試験では、虫垂結石のない急性単純性虫垂炎の成人参加者をランダムに開腹虫垂切除術または抗生物質(エルタペネムの静脈内投与3日間、その後レボフロキサシンとメトロニダゾールの経口投与7日間)に割り付け、抗生物質で治療した患者の72.7%が1年以内に虫垂切除術を必要としなかったことが実証された。抗生物質治療の成功率は2年目で63%、3年目で62%、5年目で61%であった。同様に、虫垂結石患者を対象とした2020年の抗生物質と虫垂切除術の成果の比較(CODA)試験では、抗生物質の虫垂切除術に対する非劣性が実証された。抗生物質群の患者の60%は1年後までに虫垂切除術を必要としなかったが、2年後には54%、3年後と4年後には51%が虫垂切除術を必要としなかった。これら2つの主要な欧州と米国のランダム化臨床試験(RCT)では、CTで確認された合併症のない急性虫垂炎の成人において、抗生物質は虫垂切除術の実行可能で安全な代替手段であることがわかったが、再発性虫垂炎に関する不確実な状況は残っている。
JAMA. 2026 Jan 21. DOI: 10.1001/jama.2025.26612
〔この記事はAIを使用して作成しています〕
🔗関連記事
単純性急性虫垂炎、全例手術は不要な時代に




