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The Lancet
Deaths potentially averted by small changes in physical activity and sedentary time: an individual participant data meta-analysis of prospective cohort studies
身体活動と座位時間のわずかな変化によって回避できる可能性のある死亡:前向きコホート研究の個人参加者データメタ解析
本研究は、デバイスで正確に測定した身体活動データを用いた大規模メタアナリシスで、小さな生活習慣の変化が死亡をどれだけ防げるかを推定した。
最も活動量の少ない人々が中程度~激しい運動(MVPA)を1日5分増やすだけで、全死亡の約6%が予防可能と推定された。一方、人口全体(最も活動的な20%を除く)で同様の増加をすれば、約10%の死亡が防げるという結果が出た。また、座位時間を1日30分減らすと、ハイリスク群で約3%、人口全体で約7%の死亡予防効果が見込める。UK Biobankの別分析でも同様の傾向が確認され、規模は小さめだが有意であった。従来のガイドライン(週150分以上)よりはるかに小さな変化でも、公衆衛生上大きなインパクトがあることを示唆しており、座りがちな生活を送る人々に「少し動くだけでも命を救える」という現実的で励みになるメッセージとなっている。
Lancet. 2026 Jan 13:S0140-6736(25)02219-6. DOI: 10.1016/S0140-6736(25)02219-6
Comment
身体活動の公衆衛生への影響の定量化
座位時間を減らし、中等度~激しい身体活動を増やすという推奨は、人口の健康を増進するための現在の公衆衛生戦略の中核を成すものである。しかし、加速度計を用いた身体活動の測定では、こうした行動を人口レベルで変化させるのに成功した場合の効果は十分に説明されていない。これまでの加速度計を用いた米国成人を対象とした研究では、中等度~激しい身体活動を人口内で1日10分増やせば、年間の死亡を6.9%回避できると推定されている。ランセット誌で、Ulf Ekelundらはこれらの研究結果を詳しく述べ、初めて、2つの仮想的な公衆衛生介入戦略を用いて、座位時間を減らし、軽度および中等度~激しい強度の身体活動を増やすことによる効果を推定している。結果から、座位時間を適度に減らし、軽いまたは中等度~激しい身体活動を増やすという公衆衛生の取り組みが成功すれば、年間の死亡を相当数防ぐことができることがわかった。
Lancet. 2026 Jan 24;407(10526):310-311. DOI: 10.1016/S0140-6736(26)00093-0
〔この記事はAIを使用して作成しています〕




