Effect of BCG Danish and oral polio vaccine on neonatal mortality in newborn babies weighing less than 2000 g in India: multicentre open label randomised controlled trial (BLOW2)

インドにおける体重2000g未満の新生児の新生児死亡率に対するデンマーク株BCG接種と経口ポリオワクチンの効果：多施設オープンラベルランダム化比較試験（BLOW2）

　体重2000g未満の新生児に対するデンマーク株BCGワクチンと経口ポリオワクチン（OPV）の効果を検証した本研究では、5420人の新生児がランダムに早期接種群と対照群に割り付けられた。BCG-OPVを生後48時間以内に投与したグループでは、全原因新生児死亡率と感染症関連死亡率が対照群に比べて低下した。具体的には、早期接種群の新生児死亡率は1.29、対照群は1.50であり、感染症関連死亡率も0.40と0.73であった。この結果は、BCG-OPVの非特異的効果として、新生児の全死因死亡率を低下させる可能性が示唆された。環境によっては、新生児の高い割合に早期にワクチンを接種することで、新生児死亡率を大きく減少させられる可能性がある。

BMJ. 2025 Sep 22:390:e084745.　DOI: 10.1136/bmj-2025-084745
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