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The NEJM
2025/06/01
Structured Exercise after Adjuvant Chemotherapy for Colon Cancer
⼤腸がんに対する補助化学療法後の構造化運動
前臨床および観察研究で、運動ががんの予後を改善する可能性が⽰唆されている。この第Ⅲ相ランダム化試験では、結腸がん術後の患者を、3年間の構造化運動プログラムを⾏う群(運動群)と健康教育のみを受ける群に分けた。主要エンドポイントは無病⽣存率であった。2009年から2024年までに889⼈がランダムに割り付けられた。
追跡期間中央値7.9年で、運動群は健康教育群より無病⽣存期間が有意に⻑かった(ハザード⽐0.72;P = 0.02)。5年無病⽣存率は運動群80.3%、健康教育群73.9%であった。全⽣存期間も運動群が優れていた(ハザード⽐0.63)。8年全⽣存率は運動群90.3%、健康教育群83.2%であった。筋⾻格系の有害事象は運動群で多発した(18.5%対11.5%)。結腸がん補助化学療法後の運動プログラムは予後改善に有効と判明した。
N Engl J Med. 2025 Jun 1. DOI: 10.1056/NEJMoa2502760
〔この記事はAIを使用して作成しています〕
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